魅力あふれるアンデスの国、ボリビアを旅してみた
はじめに
南米の真ん中にあるボリビア。日本ではあまり馴染みがないけれど、一歩足を踏み入れるとその魅力に圧倒されます。標高3,000mを超える高地に広がる大自然、先住民文化が今も息づく町並み、そして世界中のバックパッカーを惹きつける不思議な景色。この記事では、そんなボリビアの魅力をぎゅっと詰め込んで紹介していきます。旅好きにはたまらないスポットが目白押しなので、ぜひ最後まで読んでみてください。
①ボリビアってこんな国
ボリビアは南アメリカ大陸のほぼ中央に位置し、ペルーやブラジルなど5か国と国境を接しています。実はこの国、海に面していない内陸国。だからこそ、空や山の景色がとにかくダイナミックなんです。そして面白いのが、首都が2つあること。ラパスは事実上の首都として政府機関が集まり、もう一つのスクレは憲法上の首都。どちらも雰囲気が全く違って、訪れる価値ありですよ。
②おすすめ観光スポット①:ウユニ塩湖
言わずと知れたボリビアのハイライト。空と地面が一体化したような景色が広がるウユニ塩湖は、一生に一度は見たい絶景の一つです。特に雨季(12月〜3月)は「鏡張り」と呼ばれる現象が起こり、空が地面に映る幻想的な世界が広がります。ツアーに参加すれば、ジープで塩湖のど真ん中まで連れて行ってくれるので安心です。
③おすすめ観光スポット②:ラパスの街並みとミ・テレフェリコ
世界で最も高い場所にある都市ラパスは、それ自体が絶景。谷間にびっしりと家が立ち並ぶ様子はまるでジオラマのようです。特におすすめなのが、ロープウェイ「ミ・テレフェリコ」。交通機関として使われているこのロープウェイは、観光目線でもめちゃくちゃ楽しめます。空からラパスの街を見下ろす体験はここならでは。
④二泊三日の観光プラン(ラパス&ウユニ塩湖)
1日目(ラパス着・市内観光)
午前:エル・アルト空港到着後、ラパス市内へ(車で約30分)
昼食:ローカルレストラン「Popular Cocina Boliviana」でボリビア料理を堪能
午後:ミ・テレフェリコに乗ってラパスの街を空中散歩
夜:ホテル「Stannum Boutique Hotel」に宿泊、標高に注意しながら早めの就寝
2日目(ウユニへ移動・塩湖ツアー)
早朝:飛行機でラパスからウユニへ(約1時間)
午前:ウユニ塩湖ツアー(乾季なら塩の大地、雨季なら鏡張り)
昼食:塩のホテルでランチ
午後:インカワシ島(サボテン群生地)やサンセットツアー
夜:塩のホテル「Palacio de Sal」に宿泊(とってもユニーク!)
3日目(ウユニ→ラパス→帰国)
朝:ウユニ発、ラパスへ戻る
昼:ラパス市内で自由行動や市場散策
夕方:エル・アルト空港より帰国の途へ
予算目安(1人分・おおよそ)
航空券(日本→ラパス往復):20万円〜25万円
国内移動費:2万円前後
宿泊費:2泊で1.5万円〜3万円
食費・観光費:1.5万円〜2万円
合計:約25万円〜30万円
アクセス(東京から)
東京→米国またはヨーロッパ経由→ラパス(合計24〜30時間)
※アメリカ経由が比較的早くておすすめ
注意点やマナー
高山病に注意。ラパスは標高3,600m以上なので、初日は無理せず休憩を
水道水は飲めません。ミネラルウォーターを必ず購入しましょう
市場ではスリに注意。貴重品はしっかり管理を
子連れ旅行は体調管理が大切。高地が合わない場合もあるので様子を見ながら行動を
⑤東京からのアクセスと予算
東京からボリビアまでは直行便がないため、乗り継ぎが必要。アメリカのマイアミやヒューストン、またはヨーロッパ経由でラパスまで行くのが一般的です。所要時間は約24〜30時間。費用は時期や航空会社によりますが、往復で20〜25万円が目安です。国内移動や現地でのツアー参加を含めると、全体で30万円前後を見ておくと安心です。
⑥注意点やマナー、ペット連れ・子連れ視点
標高が非常に高いため、特に子ども連れや高齢者、持病のある方は体調管理が重要。初日は無理せず、休憩を多めに取りましょう。また、ペットの同伴旅行は難易度が高め。長時間フライトや気圧の変化、入国規制の問題もあるので、事前にしっかり確認を。治安は比較的落ち着いていますが、スリには十分注意してください。
⑦観光地としてのおすすめ度
おすすめ度:88点/100点
ウユニ塩湖という唯一無二の絶景と、アンデスの魅力を体感できる貴重な国。旅慣れた人にはぜひ訪れてほしい場所です。ただし高地なので体力面のケアが必要です。
まとめ
ボリビアは、ただの観光地というよりも、「体験する国」。特にウユニ塩湖は、写真では伝わりきらない感動が待っています。ラパスやその周辺の街並みもユニークで、旅の思い出になること間違いなし。日本からの距離やアクセスは簡単ではありませんが、それでも行く価値は十分にあります。少し冒険心を持って、ボリビアの地を踏んでみてはいかがでしょうか。
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